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【遺品整理とは何か?】自分で行う場合は?タイミングは?業者の選び方までを解説

最近、テレビ番組などで、

遺品整理の会社がよく取り上げられるようになってきました。

少子高齢化の日本にとっては、

今後も遺品整理というキーワードは、

よく目にするものになっていくと思われます。

そこで、本日は遺品整理について調べている方に、

遺品整理について理解を深めて頂くために、

遺品整理業者である弊社の知識と、

遺品整理に関する本や、ネットの情報をまとめて記事を作成いたしました。

是非、遺品整理でお悩みの方は、参考にしてみてください。

【目次】

  1. 遺品整理の定義とは?
  2. 遺品整理はいつするのか?
  3. 遺品整理を先延ばしする事によるリスク
  4. すぐに遺品整理をしなければいけないケース
  5. 遺品整理を自分で行う場合
  6. 遺品整理で出るゴミや不用品はどうすればいい?
  7. 遺品整理業者の選び方

1.遺品整理の定義とは?

まず、遺品整理の「遺品」という言葉の定義ですが、

これは、亡くなった方が生前使用していた物品全般の事を指します。

具体的には、生活用品、家具家電、衣類、趣味趣向品、雑貨など、

多くの種類に分別出来ます。

遺族が亡くなった時に、よくかわされる言葉に、

「形見分け」という言葉がありますが、

この形見分けは、遺品を遺族で分け合う事です。

そういった遺品を扱って、

整理する仕事の事を遺品整理と定義されると考えられます。

2.遺品整理はいつするのか?

遺品整理を行うタイミングに特に決まりはございません。

基本的にはお葬式が終わり、役所への手続きや、

相続等の手続きを行うタイミングで、

同時進行で行う方が多いように見られます。

ただ、ご遺族の方は、故人の遺品に思い入れもある事でしょうから、

気持ちの整理がついていない状態で、遺品整理をするのはつらい事です。

なので、これは私の意見ですが、遺品整理を行うタイミングは、

ご遺族の方の気持ちの整理がついてからというのが一番かと思います。

3.遺品整理を先延ばしする事によるリスク

ただ、そうはいっても、

遺品整理を先延ばしにする事で、

現実的にリスクは発生します。

考えられるリスクとしては、

・住まなくなった持ち家を放置する事で、固定資産税や場所によっては都市計画税がかかり続ける。

・家の家財を長い間放置する事で、高値で売れた遺品の価値が下がっていく。

・空き家を放置する事で、火事や、建物倒壊といったリスクを背負う事になる。

こういった現実的な問題と、気持ちの上での整理を天秤にかけて、

行うタイミングをご遺族の方が決めていくのが良いと思われます。

4.すぐに遺品整理をしなければいけないケース

すぐに遺品整理をしなければいけないケースももちろんあります。

代表的な事例としては、下記のケースがあります。

・生前借家に住まれていた方の遺品整理

・お部屋で孤立死(孤独死)をされた方の遺品整理

・生前借家に住まれていた方の遺品整理

こちらは、速やかに家財撤去を行わないと、毎月家賃が発生してしまい、

ご遺族の方の経済状況に悪影響を与えてしまいます。

また、大家さんの都合によっては、「いついつまでに退去をしてください」

という形でご遺族の方が退去作業をしなければいけない場合もあります。

そういった場合は、すぐに遺品整理にとりかかる必要があります。

その場合、必要な遺品と不必要な遺品に分別して、

必要な遺品だけを一時的に別の場所に移して、

ゆっくり思い出を振り返りながら、

整理していくのが良いと思います。

また、不必要な遺品は、

市のゴミ回収や、粗大ごみに出したり、

適正な回収業者、遺品整理の業者に依頼して回収してもらうのが良いと思います。

・お部屋で孤立死(孤独死)をされた方の遺品整理

お部屋で亡くなった方の場合は、

死後、発見まで時間がかかっていればいるほど、

腐敗が進み、お部屋の状況は酷くなってしまいます。

この場合早く、処理を行わないと建物の損傷が激しくなったり、

近所からのクレームを受けてしまう事になります。

こういった孤立死のあった部屋の片づけや清掃、

消毒を行う事を特殊清掃と呼びます。

この特殊清掃に関しては、

素人ではなかなかできないので、

信頼のできる遺品整理業者を選んで速やかに行うのが良いと思います。

5.遺品整理を自分で行う場合

遺品整理をご自身で行う場合にオススメの手順をお話します。

・用意するもの

まず、備品として用意するものは下記のとおりです。

ダンボール

ゴミ袋

ガムテープ

養生テープ

工具(ドライバー、六角など)

ゴム手袋(引っ越し業者さんが使っているようなもの)

上記の備品があれば、大体ものものは分別できます。

これで、再利用可能なものや、リサイクルできるもの、

また、ゴミになるものや、運搬で別の場所に運ぶものに仕分けをしていきます。

また、物が多い場合や、大型家電、家具がある場合、

適正な場所に運ぶ必要があるので、

出来ればレンタカーのトラックを用意しましょう。

レンタカーは長く借りると必要がかさむので、

初めに仕分けを終わらせて、レンタカーを使っての作業は

1日で終わらせられるように段取りを組んで行うと良いです。

6.遺品整理で出るゴミや不用品はどうすればいい?

遺品整理で出る大量の不用品やゴミ。

それらをご自身で処分していく方法としては、

まず、不用品の中でリユース、リサイクルできるものは、

リサイクルショップなどの買取のお店へ持っていく事です。

そして、処分するしかない不用品に関しては、

その市町村毎に定められたゴミの分別方法に従って分別を行い、

ゴミの日を守って、ゴミを出していきます。

粗大ごみに関しては、お近くの市役所に行って、

その市町村の役所毎に定められた、粗大ごみを出すルールに従って、

粗大ごみを出します。

そのほかにも、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなどは、

家電リサイクル法に基づいて処理をしなければいけないので、

家電リサイクル対応の家電量販店に持ち込みをするか、

郵便局でリサイクル料金を支払い、

ご自身で、家電リサイクル受付のリサイクルセンターに持ち込みをします。

持ち込みには大体、予約が必要なので、

アポなしでいく事は辞めたほうが良いでしょう。

◎名古屋近辺の家電リサイクル持ち込み場所

朝日金属(株)北区六が池町555番地052-901-2111
東海西濃運輸(株)名古屋営業所中川区上高畑一丁目178番地052-353-2261
日本通運(株)春日井物流センター春日井市鷹来町字上東光坊4662-10568-86-5737
(株)イトー急行東海共配便営業所 瀬戸市共栄通7丁目11番地0561-84-1115
西濃運輸(株)名古屋東支店日進市浅田町美濃輪1番地12052-807-0924
岡山県貨物運送(株)名古屋南営業所東海市新宝町507-39052-825-3031

引用:名古屋市ホームページ

7.遺品整理業者の選び方

信頼できる遺品整理業者を選び方は、

実際に問い合わせをして、見積もりを頼んだ時の対応で判断します。

ネット上の情報だけで判断するのは危険です。

なぜなら、ネット上の情報はある程度自作自演で操作する事ができて、

良いホームぺージに、良い評価を意図的に見せる事ができてしまうからです。

金額の面でも、もちろん安い方がよいのは確かですが、

安かろう悪かろうの業者がいるのも確かです。

特に、個人で遺品整理の商売をやっているところは、

費用は安い所が多いですが、

その分、遺品整理に関する知識が乏しかったり、

不法投棄をされてしまう危険性もありますので、

出来ればきちんと従業員を雇って、

会社として行っている業者に依頼する方がよいと思います。

はい、本日は遺品整理に関する情報をまとめてみました。

なかなか、大変でツライ事も多い遺品整理。

何か弊社でお力になれる事があれば、ぜひご相談ください。

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